数多くある胡蝶蘭の種類について、どのようなものがあるのかみていきましょう。現在の日本では、胡蝶蘭を大きく2つの系統に分けて扱っています。1つは「大輪系」で花が大きく贈り物によく利用される種類です。具体的に名前をあげてみると、明るい印象で中心部のピンクのぼかしがかわいらしい「マウントリップ」、背丈が「ユニマックスロマン」低くピンク色のまるい形の花弁が特徴的な、世界的な展示会で優良賞を受賞したこともある白くて美しい「ソゴーユキディアン」などがあります。

胡蝶蘭もう1つは「ミディ系」で花は小さめですが色が華やかなのが特徴です。小さい花が数多く咲き豪華な「ウェディングプロムナード」、鮮やかな黄色に赤リップが特徴の「ザルツマン」、白とピンクのグラデーションが美しい「サクラヒメ」などがあります。

ほんの一部を紹介しましたが、このように胡蝶蘭は種類も多いため、この中から自分の好みのものを選ぶ過程もまた一つの楽しみになるといえるのではないでしょうか。これはプレゼントとして送る場合にもいえることで、お祝いの気持ちを伝えたい相手の方の嬉しそうな顔を思い浮かべながら、そのイメージに合う品種を送ることができれば最高のプレゼントになります。

実際に自分で購入して育てたい、あるいはお世話になった方や友達などにプレゼントしたいと思ったとき、どういう点に注意して胡蝶蘭を選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。ここではよりよい胡蝶蘭の選び方についてみていきましょう。一般的には一輪の大きさが大きいほど華やかとされ、さらに一本の茎についている花の数が多いほど高価になります。

胡蝶蘭を贈る胡蝶蘭の商品価値を具体的にあげてみると、一本の茎に6輪ぐらいでやや下のクラス、10輪くらいで上のクラス、14輪以上だと最上級にランク付けされ、それに伴い値段も高価になります。さらに、冬場にフラワーショップや園芸店で購入するときに気を付けるポイントは店内の温度です。この時期は思いのほか店内が寒いところもあり、見た目には美しく何の支障もないようにみえても、株の根が温度不足により傷んでいる場合があります。

ですから、購入する際はしっかりと根元をチェックしましょう。さらに胡蝶蘭育の育った環境も大切です。技術の高い生産者のもとで育てられた胡蝶蘭は品質が高く、中には購入してから4か月以上も花を咲かせ楽しませてくれるものもありますから、そういった品質の点でも値段は変わってきます。

今やフラワーショップに欠かせない胡蝶蘭ですが、いったいいつ頃に日本に入ってきたのでしょう。その歴史をたどってみると、明治時代にイギリスから伝えられたようです。台湾やインドネシア、フィリピンなどの熱帯原産であるその存在は、上流階級の人たちが愛でる、高級植物だったようです。その後、幾多の苦労の末に温室栽培などが普及するとともに、一般の人たちにも楽しめるようになりました。

胡蝶蘭の花現在では、その高級感と華やかさで、就職祝いや開店祝いなどおめでたい場での贈り物として重宝されています。さらに胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」などで、このこともお祝い用のプレゼントに選ばれている理由の一つといえるでしょう。そして、美しく可憐な花をたくさん付けるにもかかわらずニオイがしないのも、最大の特徴といえるでしょう。

たとえば食品を扱うようなお店の開店祝いなどにニオイの強い花を贈ってしまっては、せっかくのお祝いの気持ちが伝わらないばかりか、返ってお店の営業のじゃまになってしまいますが、こういった点にも対応できるのが胡蝶蘭の人気の秘密でしょう。胡蝶蘭はとても種類が多いことでも知られており、現在わかっているだけで2万5千種類にのぼり、その花の色によって、白なら「変わらぬ愛」桃色なら「愛しています」など花言葉が変わります。

みなさんは【胡蝶蘭】という花をご存知でしょうか。名前はよく聞くけれど、くわしくはわからないという方も多いのではないかと思います。胡蝶蘭はラン科コチョウラン属の植物の一種です。ラン科の植物は、その花の形が、蝶が舞っているかのごとく美しいことから観賞価値が高いものが多いことで知られていますが、その中でも胡蝶蘭と呼ばれている種類は、熱帯に自生していた蘭に品種改良を加えて造られた観葉植物です。

胡蝶蘭の原産地として有名なのはインドやヒマラヤなどの東南アジアで、原種の葉は大きく固い楕円形の厚いもので、花茎は長く伸びて小さくてかわいらしい花をつけます。昔は栽培が難しいとされていましたが、品種改良された種類は比較的に栽培が容易で花の数も多く、昨今ではプレゼントとしてもよく使われるようになりました。それに伴い胡蝶蘭を自宅で育ててみようと考える人も増えてきていますが、その場合にはいろいろな注意が必要です。

まず、胡蝶蘭は熱帯に生息する植物ですから、寒さと乾燥にはとても弱い植物です。ですから花が咲いた状態の株は最低でも15度以上を保つように心掛け、水やりは表面の土が乾いてから与えるようにしましょう。この時にあげる水の水温も室温くらいに温めるようにし、水をあげすぎると根腐れを起こす心配がありますから細心の注意が必要です。また室内の湿度も重要で、乾燥していると花の寿命が短くなりますから霧吹きで加湿してあげましょう。