祝いに選ばれる理由

今やフラワーショップに欠かせない胡蝶蘭ですが、いったいいつ頃に日本に入ってきたのでしょう。その歴史をたどってみると、明治時代にイギリスから伝えられたようです。台湾やインドネシア、フィリピンなどの熱帯原産であるその存在は、上流階級の人たちが愛でる、高級植物だったようです。その後、幾多の苦労の末に温室栽培などが普及するとともに、一般の人たちにも楽しめるようになりました。

現在では、その高級感と華やかさで、就職祝いや開店祝いなどおめでたい場での贈り物として重宝されています。さらに胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」などで、このこともお祝い用のプレゼントに選ばれている理由の一つといえるでしょう。そして、美しく可憐な花をたくさん付けるにもかかわらずニオイがしないのも、最大の特徴といえるでしょう。

たとえば食品を扱うようなお店の開店祝いなどにニオイの強い花を贈ってしまっては、せっかくのお祝いの気持ちが伝わらないばかりか、返ってお店の営業のじゃまになってしまいますが、こういった点にも対応できるのが胡蝶蘭の人気の秘密でしょう。胡蝶蘭はとても種類が多いことでも知られており、現在わかっているだけで2万5千種類にのぼり、その花の色によって、白なら「変わらぬ愛」、桃色なら「愛しています」など花言葉が変わります。

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